ウイルス研究の潮流シリーズセミナー:分節2本鎖RNAウイルスにおける遺伝子操作系の確立と展開
| 日時: |
2017年7月5日(水)16:00 〜 17:30 |
| 場所: |
京都大学ウイルス再生研2号館(旧ウイルス研本館) 1階セミナー室
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| 演者: |
小林 剛 准教授 大阪大学微生物病研究所 ウイルス免疫分野
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| 演題: |
分節2本鎖RNAウイルスにおける遺伝子操作系の確立と展開 |
講演要旨
任意の変異ウイルスを人工的に作製できる遺伝子操作系は、ウイルス研究を行う上で必須の基盤技術である。動物由来のRNAウイルスでは、1981年に1本鎖プラス鎖のRNAゲノムを有するポリオウイルスで報告されて以降、これまで多くのRNAウイルスでその技術が開発され、ウイルス増殖機構の解明やワクチンベクター開発研究に多大な貢献をしてきた。多分節(9~12本)の2本鎖RNAという複雑なゲノム構造を持つレオウイルス科においては、遺伝子操作系の開発は遅れていたが、2007年になり、ようやく哺乳類レオウイルスで完全なシステムが確立された。しかし、この科に含まれるロタウイルスなどの重要な病原ウイルスにおける遺伝子操作系の開発は依然として遅れていた。最近、私達はロタウイルスおよびコウモリ由来レオウイルスにおける遺伝子操作系の開発に成功した。本セミナーではこれらの新規遺伝子改変技術を応用することで得られた知見と今後の研究展開について紹介したい。
| 主催 |
京都大学ウイルス・再生医科学研究所 |
| 共催 |
JSPS研究拠点形成事業「ウイルス感染と宿主応答の総合的理解に向けた国際研究拠点形成」 |
| 世話人 |
RNAウイルス分野 朝長 啓造 (TEL: 075-751-3997) |